『YKS消化管発生模型』
「完売御礼」
本模型は完売いたしました。YKS消化管発生模型を購入いただきました先生方におかれましては、誠にありがとうございました。
これからも、この模型を大切に、解剖学教育にご活用いただければ幸甚に存じます。
里田隆博、熊木克治、考古堂書店従業員一同
解剖学教育のニーズより生まれた画期的な模型!
取扱説明書(ラミネート加工)、
ビデオ(VHS)付き
本体サイズ:高さ99cm×巾45cm×奥行き38cm |
定価:220,000円(10%税込)
(本体200,000円)
製作:里田隆博(広島大学歯学部口腔解剖学第二講座)
監修:熊木克治(新潟大学医学部第一解剖学講座) |
解剖学教育に携わっている先生方にとりましては、腹部内臓の位置関係および、腹膜との位置関係を学生に教えることは非常に難しいことと存じます。
本模型は、消化管とその付属腺(肝臓、膵臓)と脾臓等の成因および発生について、特に三次元的な展開をより具体的に理解できるように考案されたものです。
腹部内臓を覆っている腹膜が左右どちらに由来するのかを異なった色で示し、布を使った模型を金沢大学名誉教授、故山田致知先生が発案しました(実習解剖学、南江堂)。その後、山田先生の門弟である熊木は新潟大学に移ったあと、学生(曽我津也子、斎藤玲子)とともに改良した模型を使って解剖学実習を行いました。
マクロ解剖夏期セミナーに参加した里田は、その模型を見て、消化管の複雑な発生過程や、回転運動などのわかりやすさに感動するとともに、この種の模型の必要性を痛感し、更に改良を加えました。
この原理で学生に教えることの長所、この原理による教育の有用性から、この模型の普及を思いつきました。
この模型の命名に際し、僭越ではございますが、故山田致知先生、熊木、里田のイニシャルを取って、YKS消化管発生模型と命名させていただきました。このような模型を世に出す以上は、原理に忠実に、また模型であることを認識しその原理を追求した所存でございます。
またマクロ解剖夏期セミナー参加の諸先生方からはこの模型に関し大変貴重なご意見をいただき、感謝に堪えません。
本品が必ずや、解剖学教育に役立つことを確信いたします。
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