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[良寛ニュース]・・・・・・2003.02.08

★写真家・小林新一先生を囲む座談会

新潟良寛会の主催で、毎年 2月11日 良寛と貞心尼の法要を開催しておりますが、今年も法要と、写真家・小林新一先生を囲む座談会、懇親会を開催いたします。どなたでも参加を歓迎いたします。

とき平成15年2月11日(祝日)
午後1時:法要と法話
午後2時:小林新一先生を囲む座談会、テーマ「良寛へ歩く」
午後3時30分:懇親会、会費 1,000円
ところ新潟市西堀通3 瑞光寺

お申込みは、新潟市古町4 考古堂ビル内 新潟良寛会 TEL: 025-229-4058

◎なお、小林新一先生は、最近 『新潟日報』に連載のシリーズをまとめて、写真とエッセイでつづる 『良寛へ歩く』 オールカラー 171頁 2,800円を出版されました。

小林新一著の新刊
『良寛へ歩く』


★「地球時代の良寛」をテーマに 座談会

新発田市の敬和学園大学では、昨秋 新潟市において「地球時代の良寛」をテーマのオープンカレッジを開催して話題を呼びましたが、今回は座談会を計画しております。どなたも、ご自由にご参加ください。
・テーマ: 「地球時代の良寛」
・日 時: 2003年3月1日(土) 13:30−16:00
・司 会: 若月忠信(敬和学園大学教授)
・講 師: 加藤僖一(新潟大学名誉教授)
     荒井 魏(敬和学園大学人文社会科学研究所客員研究員)
     延原時行(敬和学園大学教授)
・会 場: 新発田市生涯学習センター
新発田市中央町5-8-47 TEL: 0245-22−3915  
・参加費: 無料
・申 込: 敬和学園大学 総務課 企画・広報係
(Tel.0254(26)2394)

◎なお、延原時行教授の同名の著書『地球時代の良寛』が刊行になっております。

延原時行 著
『地球時代の良寛』

★「良寛と會津八一」展を開催

會津八一は、良寛の歌を「言い知れぬ懐かしい響きがある」と評価し、正岡子規に『良寛歌集』を進呈し、良寛を紹介した。子規が『ホトトギス』誌上で良寛を取り上げたことにより、良寛の歌も急速に世間に評価されるようになった。
今回の「冬の企画展」では、良寛の遺墨 11点、、會津八一の作品「鉢の子画・賛」など 20点を展観している。
 
とき: 2月11日(火)〜3月23日(日)午前9時〜午後4時30分
ところ: 分水町良寛史料館 分水町大字地蔵堂347
Tel/Fax: 0256−97−2428
入場料: 大人300円 学生200円 小・中学生100円
休館日: 月曜日(但し、祝日は開館)

「良寛と會津八一」展
ポスターより

★全国良寛会総会は、小京都・加茂市にて開催

年1回の良寛フアンのお祭り・全国良寛会総会、平成15年度は北越の小京都といわれる加茂市において開催されます。
加茂市は、新潟県の中央に位置し、人口約3万5千人、山あいに開けた街中に加茂川の清流があり、町に接した加茂山公園には雪椿が群生して彩りを添えております。
かの昔、京都に平安京を遷都するにあたり、京都御所を造営するために広大な土地を賀茂神社に求めました。その代替地として、加茂の青海神社一帯が京都の賀茂神社の社領となり、加茂の町はこの青海神社の門前町として開けました。
加茂の町並みに京都の面影を残し、小京都と称される由縁です。ぜひ、大勢の良寛ファンのお出でをお待ちしております。

・ところ: 加茂市文化会館
・と き: 平成15年6月1日(日)
・日 程: 09:30第14回「全国良寛サミットin 加茂」
(良寛ゆかりの22市町村の交流と情報交換の場)
10:30第20回「全国良寛会総会」
11:45昼食・休憩 (良寛遺墨展・鑑賞、良寛書籍・物産展、加茂松阪・公演など)
13:00記念講演会 講師・新井満先生 (芥川賞作家・長野オリンピック総合プロデューサー)
14:35アトラクション (日本舞踊「後ろ面」・市山七十之助、叙情歌曲集コンサート・コーロ・アヴァンティ合唱団など)
15:40市内めぐりバス (良寛歌碑・加茂山公園・加茂川に沿って市内一周)希望者にご案内・無料
17:00交流懇親会 希望者【会費 3,000円】

・連絡先: 加茂市幸町2-3-5 加茂市教育委員会・社会教育課
TEL: 0256-52-0080(代表) Fax: 0256-53-4655

★宿泊の希望者には、隣接の「湯田上温泉・ホテル小柳」を紹介。翌6月2日(月)良寛史跡めぐりのオプションツアーを開催いたします。

加茂市の花・雪椿

加茂市役所(奥)と文化会館(右)

★長編アニメ「良寛さん」制作すすむ

アニメ画面の制作と併せて、声優も新たに、良寛の師・国仙和尚役に新井 満が決まり、語りの小林幸子、良寛(晩年)役の菅原文太とあわせて豪華メンバーが続々決まりつつある。少年時代の良寛や子ども達の役は、広く公募をして200名余の中からオーディションで決定される。平成15年5月の完成が待たれている。

★主婦の大学院生が、良寛の研究の成果を出版して話題

広島の橋本幹子さんは、50歳代で安田女子大学に入学、60歳代で大学院生になり、良寛を本格的に研究、指導教授の勧めで、その修士論文をもとに今回 出版にこぎつけ、その腰をすえた研究が注目されている。

『良寛の精神世界と文学−大愚良寛の研究』
A5判 448頁 上製 2,000円(本体)