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[良寛ニュース]・・・・・・2004.11.08

★「良寛と文人・画人展」盛会裡に開催中

良寛と多彩な文人や画人との世界を、絵画・書・彫刻・工芸作品などで多角 的にえがきます。
会期中、ゆかりの人々との関係を重点的に入れ替えて展示いたします。


会期:「芭蕉と一茶」2004年11月10日まで
「村上三島と富川鉄斎」2004年11月30日まで
「狩野梅笑と夏目漱石」2004年12月20日まで
会場:知足美術館
新潟市新光町10番地2 技術士センタービル別棟2F
Tel: 025-281-2711 (新潟県庁すぐ近く)
開館時間:10時〜17時
休館日:会期中無休
入館料:300円
企画・監修:皆川喜代弘(全国良寛会参与・新潟図書文化研究所長)


「良寛と文人・画人展」案内状


★「襌の道−五合庵の目を通して」:詩と音楽により、良寛の世界を賛美

良寛に深く傾倒する音楽家フイル・トウリローが、良寛の詩を通してその人 を理解し、その詩と音楽が交わる場を作り出そうする創造的な試みです。

出演:砂川公子(詩 朗読)
木藤みき(クラリネット)
ひらまつ・さとこ(マリンバ)
フイル・トウリロー(打楽器)
主催者の紹介の言葉:
「良寛さんの漢詩や詩をたくさん盛り込み、かつ、良寛さんの漢詩から受けた印象を、新しく砂川さんが詩にしたものも盛り込まれた興味深い作品です。
企画と打楽器のフィル トゥリローは金沢に住むオーストラリア人の作曲家で、マリンバのひらまつさんも金沢在住の奏者。クラリネットの木藤はオーケストラアンサンブル金沢の奏者。詩の砂川さんも金沢に住む現代詩の詩人です。」
会期:2004年11月15日(月) 18:30開場 19:00開演
会場:石川県立音楽堂交流ホール

「襌の道−五合庵の目を通して」案内チラシ


★良寛慈愛の会チャリティ展

新潟良寛会の年末恒例の行事「良寛慈愛の会チャリティ展」も今年で21回となります。毎年 NHKのテレビや「新潟日報」にもニュースとして紹介されて、好評を博しております。 新潟県内外の作家に、絵画(日本画・洋画・水彩)、版画、書、彫刻、工芸などの作品を出品していただき、それをチャリティ価格にてデパートのギャラリーにて販売し、収益金にて児童施設や福祉施設に良寛図書などを贈呈しております。

会期:2004年12月22日(水)〜26日(日)
会場:新潟「大和」六階 ギャラリー・アートサロン
新潟市古町通7 Tel: 025-228-1111

◎出品者募集!
あなたの作品を出品ください。色紙や小品で、良寛にちなんだ作品を歓迎いたします。作家には、販売価格の30%を材料費としてお返しいたします。
ご照会は、新潟良寛会(新潟市古町通4 Tel: 025-229-4058)まで。
なお、「チャリティ展」協賛講演会を、同会場の8階ホールにて開催いたしますので、併せてご案内申しあげます。入場は無料です。

日時:2004年12月25日(土) 午後1時30分より
会場:新潟「大和」8階 大和友の会ホール
新潟市古町通7 Tel: 025-228-1111
講師:高井 茂 先生(元さんしん地域経済研究所所長 三条良寛会理事)
演題:『三条水害に遭遇して−災難に逢う時節には』


昨年の「チャリティ展」会場風景


昨年度の協賛講演会講師 高橋郁丸さん


★良寛歌十二景「加藤僖一書展」

「良寛アニメ」の上映、テレビ講座「良寛さんのこころにふれてみよう」15回シリースなどで、良寛の顕彰に熱心な「NST新潟総合テレビ」が新社屋のオープンを記念して「NSTギャラリー」を開設いたしました。その新春の特別企画として、新潟大学名誉教授・加藤僖一先生の「良寛歌十二景」書展を開催いたします。
良寛の歌を題材にした新作12点に、石碑の書(拓本)25点などを展観いたします。入場は無料ですので、信濃川・八千代橋のたもとにオープンの新社屋の見学を兼ねてお出で下さい。

会期:2004年1月2日(日)〜16日(日)
会場:「NSTギャラリー」
新潟市八千代2-3-1 新潟総合テレビ内 Tel: 025-245-8181


「加藤僖一書展」の案内状


★瀬戸内寂聴先生の講演会を新潟市で開催
新潟良寛会から贈呈の手毬が、皇后様に献上

平成16年9月23日(秋分の日)午後2時から、新潟市民芸術文化会館にて瀬戸内寂聴先生の講演会を開催いたしました。
新潟良寛会20周年を記念する講演会にて、主催者の篠田昭・新潟市長と柳本雄司・新潟良寛会長の挨拶のあと、「良寛と小説『手毬』」と題する瀬戸内寂聴先生の講演会があり、1時間余の笑いと涙のお話しの後、会場から質問を受ける時間があり、難問・珍問もありましたが、寂聴先生が一層身近に感じられました。
新潟良寛会からは、会員の辻美佐夫氏の手作りの手毬が寂聴先生に贈呈されましたが、この手毬には、ことのほか喜ばれました。というのは、寂聴先生が宮中にお伺いした折、美智子皇后様が小説『手毬』を読んでおられ、手毬についてご下問があり、手毬を探しておったところでありました。
後日、小説『手毬』の中に出てくる鈴の入った手毬を、寂聴先生から皇后様に献上いたしましたところ、「宮中でご家族の団欒の機会にご披露したい」と、皇后様おつきの女官からお礼が伝えられました。

◎寂聴先生のサイン入り著書
寂聴先生の最新刊書『愛する能力』(講談社刊)を先着10名様に頒布いたします。
1,365円(税込)+送料300円 合計1,665円です。
申し込み先:考古堂書店出版部[e-mail: pub@kokodo.co.jp
951-8063 新潟市古町通4-563 Tel: 025-229-4058

瀬戸内寂聴先生と主催者
(右)篠田昭・新潟市長
(左)柳本雄司・新潟良寛会長


新潟良寛会・辻 美佐夫氏(中)より寂聴先生へ手毬を贈呈


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