平成16年9月23日(秋分の日)午後2時から、新潟市民芸術文化会館にて瀬戸内寂聴先生の講演会を開催いたしました。
新潟良寛会20周年を記念する講演会にて、主催者の篠田昭・新潟市長と柳本雄司・新潟良寛会長の挨拶のあと、「良寛と小説『手毬』」と題する瀬戸内寂聴先生の講演会があり、1時間余の笑いと涙のお話しの後、会場から質問を受ける時間があり、難問・珍問もありましたが、寂聴先生が一層身近に感じられました。
新潟良寛会からは、会員の辻美佐夫氏の手作りの手毬が寂聴先生に贈呈されましたが、この手毬には、ことのほか喜ばれました。というのは、寂聴先生が宮中にお伺いした折、美智子皇后様が小説『手毬』を読んでおられ、手毬についてご下問があり、手毬を探しておったところでありました。
後日、小説『手毬』の中に出てくる鈴の入った手毬を、寂聴先生から皇后様に献上いたしましたところ、「宮中でご家族の団欒の機会にご披露したい」と、皇后様おつきの女官からお礼が伝えられました。
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瀬戸内寂聴先生と主催者 (右)篠田昭・新潟市長 (左)柳本雄司・新潟良寛会長
新潟良寛会・辻 美佐夫氏(中)より寂聴先生へ手毬を贈呈
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