良寛ニュース 良寛紹介略年譜 全国良寛会ご案内 雑誌「良寛」ご案内 良寛書籍ご案内 topへ


[良寛ニュース]・・・・・・2013.04.26

★平成25年度[第36回]全国良寛会柏崎大会 開催迫る
−年一回の良寛ファンのお祭りに参加されませんか・・・

平成25年度の総会は、貞心尼が愛した海辺の町・柏崎で開かれます。記念講演も、著名な国語学者の北原保雄先生が「『はちすの露』と良寛」と題して講演されます。また、歓迎アトラクションとして、カンタータ「良寛と貞心」が上演されるのも楽しみです。 また、日ごろ非公開の二人の相聞歌集『蓮の露』原本が、今回特別に公開されるのも見逃せません。良寛さんの最晩年を支えた貞心尼ゆかりの場所の見学会も予定されておりますので、ぜひご参加をお待ちしております。

■日時: 平成25年6月8日(土)
11:30受付開始
13:30総会 会務報告および総会議案審議
14:30記念講演 北原保雄氏
(柏崎市出身 筑波大学元学長・国語学者)
演題:「はちすの露」と良寛
16:10歓迎アトラクション
綾子舞[国指定 重要無形民俗文化財]
演目「小原木踊」 柏崎市綾子舞保存振興会
カンタータ「良寛と貞心」 中村千栄子作詞・石井 歓作曲
柏崎フィルハーモニー合唱団・柏崎フィルハーモニー管弦楽団
17:00終了予定
※記念講演・歓迎アトラクションは広く一般に公開し、無料でご参加いただけます
※当日、直接会場におこしください
※満員の節はお断りする場合があります
18:00会員交流・懇親会
■会場: [総会・記念講演・歓迎アトラクション]
柏崎市文化会館アルフォーレ 新潟県柏崎市日石町4番32号
TEL: 0257-21-0010
[会員交流・懇親会]
柏崎市産業文化会館 新潟県柏崎市駅前2-2-45
TEL:0257-24-7633
■見学会のご案内 平成25年6月9日(日)
08:30シーユース雷音・ホテルサンシャイン前出発
貸切バスにてご案内
・柏崎市立図書館[ソフィアセンター] 「貞心尼」展 開催中
(貞心尼直筆「蓮の露」「焼野の一草」、辞世の句、貞心尼病床図など展観)
・釈迦堂跡
(貞心尼が得度を受け庵主になったが、大火で焼失し、六地蔵、石仏が残り、「貞心尼居住釈迦堂跡地」の碑が建っている)
・不求庵
(釈迦堂の焼失後、貞心尼の終の棲家となった庵)
・洞雲寺
(貞心尼の墓、「恋は学問の妨げ」唱和の碑)
・極楽寺
(住職の静誉上人が、貞心尼を支援。贈られた歌集「もしほ草」を所蔵)
14:00JR柏崎駅着
15:00JR長岡駅着
※見学コースは予定です。
※見学会のお問合わせは、柏崎タクシー株式会社旅行センターの長田まで TEL: 0257-23-5153

■主催: 全国良寛会
■主管: 全国良寛会柏崎大会実行委員会
■事務局: 柏崎良寛貞心会 堀 憲一 TEL: 0257-22-6540

講師の北原保雄・元筑波大学学長




歓迎アトラクション カンタータ「良寛と貞心」を演ずる、柏崎フィルハーモニー合唱団・柏崎フィルハーモニー管弦楽団


「貞心尼」展開催の柏崎市立図書館[ソフィアセンター]


★小林新一写真展とシンポジウム「小林新一と良寛」
−平成24年1月3日ご逝去の写真家の追悼行事

新潟市が「大火」「地盤沈下」「地震」「北朝鮮帰還」など、大きな事件を全国に発信した昭和30年代、プロの報道写真家として活躍した小林新一先生の820枚におよぶ未発表の写真を「報じられなかった写真」展として公開する展覧会です。
5/5に開催されるシンポジウムでは、良寛に傾倒し敬慕、良寛の心を求めて歩き続けた小林新一像を、良寛ゆかりの写真をご覧いただきながら描き出していきます。

■「報じられなかった写真」展
日時:2013年4月27日(土)〜6月9日(日) 9:30〜18:00
場所:新潟市歴史博物館
〒951-8013 新潟市中央区柳島町2-10 TEL: 025-225-6111
入場料:一般 500円 大学生・高校生 300円 中学生・小学生 200円
■シンポジウム「小林新一と良寛」
日時:2013年5月5日(日) 13:30〜15:00
司会…長谷川義明(全国良寛会会長)
パネラー…加藤僖一(新潟大学名誉教授)
…柳本雄司(新潟良寛会会長)
…上村益男(写真家)
会場:新潟市歴史博物館 ミュージアムシアター
参加費:無料 定員100名
申込:往復はがきに、氏名・住所・連絡先電話番号・参加希望イベント名を明記し、新潟市歴史博物館までお申し込みください。


「報じられなかった写真」展の案内チラシ

小林新一「五合庵の春」
(『良寛の俳句』考古堂書店刊より)


★いのちの落語家・樋口強氏による、創作落語「良寛ものがたり」、初上演

ご自分もがん患者でありながら、がんに病む患者や家族をご招待して落語会 を催して励ましているいのちの落語家・樋口強氏は、『生きているだけで金 メダル』『いのちの落語』の著書もあり、各地で「笑いは最高の抗がん剤」 をテーマに落語会を開催して話題になっております。この度、創作落語「良 寛ものがたり」に挑戦して、ようやく完成、ネタ下ろしの初上演をご覧にい れます。

◎この落語会は新潟大学人文・法・経済学部同窓会60周年記念行事の一環と して開催され、落語のあと「今に生きる良寛」をテーマに、長谷川義明(全 国良寛会会長)、高橋郁丸(同会理事)、柳本雄司(同会副会長)の3名に よるパネルデスカッションを行います。

■日時:平成25年7月6日(土) 13:30〜15:00
■会場:新潟市・東映ホテル
    新潟市中央区弁天2-1-6 TEL: 025-244-7101
◎ご希望の方は、新潟大学人文・法・経済学部同窓会事務局(電話・FAX: 025-262-6429)まで申し込んでください。<入場無料>

「いのちの落語」上演中の樋口強氏


★ふるまち良寛てまり庵、入場者1万人突破!

多くの方に良寛さんに親しんで欲しいと新潟市の繁華街・古町通2番町に平成23年10月オープンした「ふるまち良寛てまり庵」も、良寛さんに関する書画や雑誌・図書、また絵画や彫刻などの良寛資料を展示し、街中の休憩スペースとしても市民に喜ばれる施設になっておりますが、開庵から1年4ヵ月たった平成25年2月23日、入庵者が一万人を突破し、記念のセレモニーが行われました。一万人目を記念して、旅行中にこの庵を訪れたファミリーに、長谷川義明会長が揮毫の良寛詩「騰々任天真」の色紙が贈られました。
また前後賞も用意され、思いがけず記念品を受け取った源川正巳氏は、お礼の気持ちを込めて、新井満作曲の「秋萩の花咲く頃」を独唱するなど、記念のセレモニーも盛り上がりました。

1万人目のファミリーに記念品を贈呈


★『良寛堂建立の記録−佐藤耐雪の「用留(ようどめ)」を読む』出版
−佐藤耐雪の孫娘・反町タカ子氏の情熱、結実!

良寛顕彰の父と讃えられる耐雪 佐藤吉太郎が、大正4年 良寛堂建立を発願、その至誠に賛同する良寛敬慕の人々との熱と実行の苦難の記録を、耐雪の備忘記録「用留」の原文により読み解き、後世の人々へ遺す貴重な資料となりました。良寛の出生地・出雲崎の同人たちの懸命な協力と、良寛敬慕の安田靫彦画伯の全面的な支援のもと、小林古径・川合玉堂・川端龍子・小川芋銭・小杉放庵画伯ら 日本画壇の重鎮の協力を得て、いま 良寛記念館に残る作品の寄贈から、建立の資金づくりに 正に東奔西走、幾多の試行錯誤を経て、ようやく大正11年上棟式、建立式にこぎつけるまでの詳細な記録は、一編のドラマをみるような スリルに満ちたものであります。

目次:
●刊行に寄せて 財団法人良寛記念館理事長 高居覚阿
●巻頭グラビア 当時の写真で見る良寛堂建立の記録
第1部 佐藤耐雪の「用留」を読む
第2部 佐藤耐雪の「用留」の抜粋(原文)
第3部 佐藤耐雪の「用留」の解説−登場人物のことなど
第4部 資料編【佐藤耐雪年譜】



『良寛堂建立の記録―佐藤耐雪の「用留(ようどめ)」を読む』
■B5判 394頁 初版のみ記念特価 1,890円(税込) 考古堂書店発行



『良寛堂建立の記録
−佐藤耐雪の「用留」を読む』





過去の[良寛ニュース]を見る