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[良寛ニュース]・・・・・・2014.4.30

★平成26年度[第37回]全国良寛会出雲崎大会
−良寛さんのふるさとで、良寛ファンの年一回のお祭り

平成26年度の総会は、良寛の出生の地・出雲崎町で開催されます。良寛生誕の地に建つ良寛堂、北国街道の妻入りの街並み、良寛の名品や敬慕作品を展示する良寛記念館、その脇の高台「良寛と夕日の丘公園」からは懐かしい母の寝姿にもみえる佐渡が島と日本海が見渡せる景観が楽しめます。ぜひ、心のふるさとで語り合いましょう。

■日程: 平成26年6月7日(土)
11:30受付開始[総会参加費:2,000円(昼食・資料代込)]
13:30総会 会務報告および総会議案審議
14:30記念講演
竹村牧男氏(東洋大学学長・仏教学者)
演題:「良寛さまの禅の世界−『法華讃』のこころ」
16:10歓迎アトラクション
新潟県立東高等学校書道部書道パフォーマンス・他
17:00終了予定
17:30会員交流・懇親会[総会と同じ会場にて]
※記念講演とアトラクションは一般に公開されます(入場無料)
※交流懇親会は別途参加費7,000円となります
■会場: [総会・記念講演・歓迎アトラクション・交流懇親会]
出雲崎町中央公民館・町民体育館
〒949-4344 新潟県三島郡出雲崎町大字小竹
TEL: 0258-78-4700
■見学会[良寛ゆかりの史跡めぐり]のご案内
平成26年6月8日(日) 参加費4,000円(バス・昼食つき)
[長岡駅前出発8:10 長岡駅前15:00頃解散予定]
長岡駅―出雲崎中央公民館―和島・隆泉寺―良寛の里美術館―出雲崎町並・良寛堂・磯野骨董品店・妻入り会館・津山邸・八木茂邸・旧新津邸・耐雪邸・大黒屋―天領の里―良寛記念館―長岡駅

◎見学会にて、下記の施設での企画展を鑑賞
【良寛記念館】企画展「語り継ぎたい良寛のお人柄」
【良寛の里美術館】企画展「良寛と山本家の人々」

■主催: 全国良寛会
■主管: 全国良寛会出雲崎大会実行委員会

講師 竹村牧男先生


良寛記念館


★燕市分水良寛史料館の春の特別展「良寛と有願」展と協賛講演会

良寛の20歳年上の道友で、良寛の独特の草書は、有願の狂草体の影響があるのではないかと言われている。晩年、新潟市江南区新飯田の円通庵(通称、田面庵)に隠居して自由無碍の生活をおくった。画は狩野玉元に学び、その書と画は独特の風格があり、常人と異なった言動により奇僧といわれるが、熱心なフアンも多い。「有願会」結成10周年の協賛展である。

今回の特別展では、国指定の重要文化財や新潟県指定文化財の良寛遺墨と、初公開の有願の遺墨を展観する。


■期日:4月29日(火)〜5月25日(日)
■入場料:大人300円
■会場:燕市分水良寛史料館


【協賛記念講演会】
日時:5月11日(日)午後1時30分〜
会場:分水商工会館(良寛史料館向かい)
演題:「良寛と有願和尚」
講師:加藤僖一(新潟大学名誉教授)
※講演終了後、作品鑑賞会

「良寛と有願」展チラシ


有願の遺墨「福禄寿図画賛」


★新潟良寛会30周年記念行事と
「良寛さん 遊ぼ」ミニチュア・ブロンズ像の完成

今年30周年を迎えた新潟良寛会では、4月29日の総会に、良寛修行の地・玉島円通寺の仁保哲明住職の記念講演会を開催し、篠田昭新潟市長、長谷川義明全国良寛会会長や各地の良寛会の代表などを多数お迎えして、意義深い記念行事とした。

その総会の席上、完成した「良寛さん 遊ぼ」ミニチュア・ブロンズ像が披露された。これは、平成23年の全国良寛会総会が新潟市で開催された機会に、西大畑公園に建立・除幕された「良寛さん 遊ぼ」プロンズ像の作者・峰村哲也先生により精緻に制作されたミニチュア像である。

【「良寛さん 遊ぼ」ミニチュア・ブロンズ像】

●制作:峰村哲也
●仕様:高さ 26cm ブロンズ製
●台座:黒御影石・磨き仕上げ
●銘板:「良寛さん 遊ぼ」加藤僖一揮毫
ステンレス・エッチング・プレート
●桐箱:高さ 32cm×18cm×13cm 黄木綿布入り
●価格:88,000円 記念特価80,000円(消費税別)

※売り上げの一部は新潟良寛会30周年記念事業に寄金
■峰村哲也(昭和31年生)
昭和61年 東京藝術大学大学院博士課程終了。長岡市在住。
〔主要作品〕  「河井継之助像」(河井継之助記念館)
 「生きる−母子像」(長岡戦災資料館)
 「長谷川泰翁像」(北越戊辰戦争伝承館)など

■問い合わせは新潟良寛会へ
事務局:新潟市中央区古町通4 考古堂書店内 TEL: 025-229-4058

「良寛さん 遊ぼ」ミニチュア・プロンズ像


★新作落語「良寛ものがたり」から書籍が誕生!

いのちの落語家として全国各地で公演活動をしている樋口強さんは、ご自分もがん患者でありながら、毎年がん患者を招待して「いのちの落語会」を東京の深川で開催して元気づけていることで知られている。

この度、落語「良寛ものがたり」を創作され、その初公演が昨年7月に新潟大学人文・法・経済学部設立60周年の記念イベントの一環として上演された。その本邦初公開の落語を納めた『今だからこそ、良寛』が、このほど出版された。

新潟大学落語研究会(オチケン)の出身だけあって、落語にはめっぽう詳しく、この本の第2部では、良寛の楽しい逸話と古典落語がマッチして抱腹絶倒の内容。第3部では、良寛流に自在に生きる3人を紹介している。


■『今だからこそ、良寛』
著:樋口 強
四六判 186頁 定価 1,400円(本体)+税
発行:考古堂書店


樋口 強 著
『今だからこそ、良寛』




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