てんかん診療ガイドライン2026

てんかん診療ガイドライン2026
著者
監修 :日本神経学会 / 日本てんかん学会 編集:「てんかん診療ガイドライン」作成委員会
出版社
医学書院
判型
B5
頁数
312
出版年月
2026/9/24
ISBN
9784260066860

概要

てんかん診療の最新標準を示す、待望の改訂版!
てんかん診療に関する最新知見を盛り込んだ診療ガイドライン、待望の改訂。前版以降に蓄積された新たなエビデンスや診療環境の変化を踏まえ、てんかん分類や診断、発作型に応じた治療選択、薬物療法、外科治療、ライフステージごとの課題などを総合的に解説する。診療現場で直面する臨床課題をQ&A形式で取り上げ、特に重要なテーマについてはCQ形式で推奨と根拠を提示する。てんかん診療に携わるすべての医療者に役立つ一冊。

目次

第1部 てんかん診療ガイドライン Q&A
 第1章 てんかんの診断,分類,鑑別
  [Q&A1-1] てんかんとはなにか
  [Q&A1-2] てんかん診断の問診において必要な事項はなにか
  [Q&A1-3] てんかん発作型およびてんかん病型,てんかん症候群の分類はなにか
  [Q&A1-4] てんかんと鑑別されるべき疾患はなにか
  [Q&A1-5] 小児においててんかんと鑑別されるべき疾患はなにか
  [Q&A1-6] てんかん診断の具体的手順はどうすべきか
 第2章 てんかん診療のための検査
  [Q&A2-1] てんかん診断における脳波検査の意義はなにか
  [Q&A2-2] てんかん治療過程における脳波検査の意義はなにか
  [Q&A2-3] てんかん診療における長時間ビデオ脳波モニタリング検査の意義はなにか
  [Q&A2-4] てんかん診療に必要な脳形態画像検査はなにか
  [Q&A2-5] てんかん術前評価に有用な脳画像検査として,MRI/CT以外になにがあるか
 第3章 成人てんかんの薬物療法
  [Q&A3-1] 初回非誘発性発作で薬物療法を開始すべきか
  [Q&A3-2] 抗てんかん発作薬の作用機序はなにか
  [Q&A3-3] 新規発症の焦点発作に対する選択薬はなにか
  [Q&A3-4] 新規発症の全般発作に対する選択薬はなにか
  [Q&A3-5] 全般発作で避けるべき抗てんかん発作薬はどれか
  [Q&A3-6] 発作型が焦点発作か全般発作か不明な場合に第一選択薬として何を使用するべきか
  [Q&A3-7] 精神症状を有する患者の選択薬はなにか
  [Q&A3-8] 神経発達症等の併存症を有する患者への投与に際し注意が必要な薬剤としてどのようなものがあるか
  [Q&A3-9] 内科疾患の合併時の選択薬はなにか
  [Q&A3-10] てんかん発作閾値を低下させる薬剤はなにか
  [Q&A3-11] 抗てんかん発作薬同士の相互作用はなにか
  [Q&A3-12] 抗てんかん発作薬とその他の薬剤との相互作用はなにか
  [Q&A3-13] 抗てんかん発作薬の後発医薬品への切り替えに関して注意する点はなにか
 第4章 てんかん症候群別の治療ガイド
  [Q&A4-1] 小児期発症の自然終息性焦点てんかん症候群の選択薬はなにか
  [Q&A4-2] 小児欠神てんかんの選択薬はなにか
  [Q&A4-3] 若年欠神てんかんの選択薬はなにか
  [Q&A4-4] 若年ミオクロニーてんかんの選択薬はなにか
  [Q&A4-5] 全般強直間代発作のみを示すてんかんの選択薬はなにか
  [Q&A4-6] ドラベ症候群の選択薬はなにか
  [Q&A4-7] レノックス・ガストー症候群の選択薬はなにか
  [Q&A4-8] 進行性ミオクローヌスてんかんの選択薬はなにか
 第5章 自己免疫性てんかんの診断・治療
  [Q&A5-1] 自己免疫性てんかんの診断はどうするか
  [Q&A5-2] 自己免疫性てんかんの治療はどうするか
 第6章 高齢発症てんかんの診断・治療
  [Q&A6-1] 高齢発症てんかんの原因はなにか
  [Q&A6-2] 脳卒中後てんかんのリスクの評価はどのように行うか
  [Q&A6-3] 高齢発症てんかんの特徴はなにか
  [Q&A6-4] 高齢発症てんかん診断に有用な検査はなにか
  [Q&A6-5] 高齢発症てんかんでの選択薬はなにか
  [Q&A6-6] 高齢発症てんかんの予後はどうか
 第7章 薬剤抵抗性てんかんへの対応
  [Q&A7-1] 薬剤抵抗性てんかんの定義はなにか
  [Q&A7-2] 成人の薬剤抵抗性てんかんにはどんなものがあるか
  [Q&A7-3] 小児の真の薬剤抵抗性てんかんにはどのようなものがあるか
  [Q&A7-4] 見せかけの薬剤抵抗性てんかんの要因はなにか
  [Q&A7-5] てんかんの突然死(SUDEP)の発生率はどのくらいか
 第8章 抗てんかん発作薬の副作用
  [Q&A8-1] 抗てんかん発作薬の副作用にはどのようなものがあるか
  [Q&A8-2] 服薬中止を考慮すべき副作用としてどのようなものがあるか
  [Q&A8-3] 皮疹出現のリスクが高い薬剤としてどのようなものがあるか
  [Q&A8-4] 抗てんかん発作薬の精神的副作用にはどのようなものがあるか
 第9章 薬物濃度モニター
  [Q&A9-1] 抗てんかん発作薬の血中濃度測定を行うべき時期・状況としてどのようなものがあるか
  [Q&A9-2] 血中濃度測定が有用な薬剤としてどのようなものがあるか
  [Q&A9-3] 肝機能障害,腎機能障害の患者の治療において血中濃度モニターを行うべき薬剤としてどのようなものがあるか
 第10章 てんかん重積状態
  [Q&A10-1] てんかん重積状態の定義はなにか
  [Q&A10-2] けいれん性てんかん重積状態に使う薬剤はなにか
  [Q&A10-3] 難治てんかん重積状態における全身麻酔療法は有効か
  [Q&A10-4] 非けいれん性てんかん重積状態(NCSE)はどのように診断するか
  [Q&A10-5] てんかん重積状態における持続脳波モニタリングの意義はあるか
  [Q&A10-6] てんかん重積状態で画像検査は有用か
  [Q&A10-7] てんかん重積状態の予後はどうか
 第11章 てんかん外科治療
  [Q&A11-1] 外科治療が有効なてんかん(症候群)にはどのようなものがあるか
  [Q&A11-2] 薬剤抵抗性側頭葉てんかんに対して側頭葉切除術は有効か
  [Q&A11-3] 術前検査における慢性頭蓋内脳波の適応はなにか
  [Q&A11-4] 外科治療検討のタイミングはどのように決めるか
  [Q&A11-5] 小児の薬剤抵抗性てんかんにおいても外科治療は有効か
  [Q&A11-6] てんかん外科手術後の精神症状にどのように対応するか
 第12章 てんかんのニューロモデュレーション
  [Q&A12-1] 薬剤抵抗性てんかんで迷走神経刺激療法は有効か
  [Q&A12-2] 薬剤抵抗性てんかんで植込み型頭蓋内刺激療法はてんかん治療に有効か
 第13章 てんかん治療の終結
  [Q&A13-1] 発作が何年寛解していれば治療終結を考慮するか
  [Q&A13-2] てんかん発作型・てんかん病型・てんかん症候群により発作再発のリスクは異なるか
  [Q&A13-3] 抗てんかん発作薬の最適減量速度はあるか
  [Q&A13-4] てんかん治療の終結に関わる予後不良因子はなにか
  [Q&A13-5] 抗てんかん発作薬減量中の自動車運転は避けるべきか
 第14章 てんかんと女性
  [Q&A14-1] 女性のてんかん患者において,妊娠・出産に関してどのような基本的な対応が必要か
  [Q&A14-2] 妊娠する可能性のある女性における抗てんかん発作薬療法の注意点はなにか
  [Q&A14-3] 妊娠に際し葉酸は補充すべきか
  [Q&A14-4] 妊娠中の抗てんかん発作薬の血中濃度モニタリングは有用か
  [Q&A14-5] 女性のてんかん患者は,妊娠中の合併症が多いか
  [Q&A14-6] 自然分娩が可能か。分娩中のてんかん発作にはどのように対処するのか
  [Q&A14-7] 抗てんかん発作薬服用中の授乳は可能か
  [Q&A14-8] 抗てんかん発作薬と経口避妊薬の併用は可能か
  [Q&A14-9] 月経てんかんにはどのように対応するか
  [Q&A14-10] 女性の更年期のてんかん患者に対し,ホルモン補充療法の実施は可能か。また骨粗鬆症に留意する必要があるか
 第15章 心因性非てんかん発作の診療
  [Q&A15-1] 心因性非てんかん発作(PNES/FDS)とてんかん発作はどう鑑別するか
  [Q&A15-2] 心因性非てんかん発作(PNES/FDS)の治療はどうするか
 第16章 てんかんの精神症状,精神学的併存症
  [Q&A16-1] てんかんに伴う精神病(精神症)の種類とそれぞれの治療法はなにか
  [Q&A16-2] てんかんに伴う抑うつ症や自殺関連行動への対応をどうするか
  [Q&A16-3] てんかん患者における神経発達症の合併はどのくらいあるか
 第17章 急性症候性発作
  [Q&A17-1] 急性症候性発作の定義はなにか
  [Q&A17-2] 急性症候性発作の原因はなにか
  [Q&A17-3] 急性症候性発作の診察と検査はどうするか
  [Q&A17-4] 急性症候性発作の治療はどうするか
  [Q&A17-5] 抗てんかん発作薬の予防的投与はどうするか
 第18章 てんかんと遺伝,遺伝子
  [Q&A18-1] てんかんの家系内発症はどのくらいあるか
  [Q&A18-2] どのような場合に遺伝学的検査を行うか
 第19章 てんかんの包括ケア
  [Q&A19-1] 患者への情報提供や心理教育はどのように行うか
  [Q&A19-2] 自動車運転免許についてアドバイスはどのように行うか
  [Q&A19-3] てんかんのある患者の就学,就労,社会生活の状況はどうか
  [Q&A19-4] てんかん支援拠点病院,包括的てんかん専門医療施設の役割はなにか
  [Q&A19-5] オンライン診療(遠隔診療)はどのように行うか

第2部 てんかん診療ガイドライン クリニカルクエスチョンと推奨
  [CQ1-1] 新規発症の焦点発作に対する単剤療法の選択薬はなにか
  [CQ1-2] 新規発症の全般強直間代発作に対する単剤療法の選択薬はなにか
  [CQ2] てんかん重積状態において,ベンゾジアゼピン受容体作動薬で発作が停止しない場合に,どの抗てんかん発作薬を静脈投与すべきか
  [CQ2-1] てんかん重積状態において,ベンゾジアゼピン受容体作動薬で発作が停止しない場合に,ホスフェニトインよりもレベチラセタムを静脈投与すべきか
  [CQ2-2] てんかん重積状態において,ベンゾジアゼピン受容体作動薬で発作が停止しない場合に,ホスフェニトインよりもフェノバルビタールを静脈投与すべきか
  [CQ2-3] てんかん重積状態において,ベンゾジアゼピン受容体作動薬で発作が停止しない場合に,ホスフェニトインよりもフェニトインを静脈投与すべきか
  [CQ2-4] てんかん重積状態において,ベンゾジアゼピン受容体作動薬で発作が停止しない場合に,ホスフェニトインよりもラコサミドを静脈投与すべきか
  [CQ3] 薬剤抵抗性てんかんを有する小児に対し,薬物治療に加えて治療的開頭手術を行うべきか
  [CQ4] 薬剤抵抗性てんかんにおいて,最良の薬物治療に加えて視床前核深部刺激療法を行うべきか

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